どうも、たじまるです。
「私、アナログ人間なんです」となやむあなたに今回は「DX(デジタル化)」を進める際に、どうすればうまくいくのかを一緒に考えていきましょう。
個人事業や小さな会社を運営していると、DXの波に乗るのはプレッシャーに感じますよね。「効率化しないと」「システムを導入しないと遅れる」と焦る気持ちもわかります。でも、私がいろいろな現場で見てきた結果、一つ気づいたことがあります。それは、「デジタル化がうまくいくには対面コミュニケーションが握っている」ということです。
デジタル化の落とし穴:システムだけで解決しない
多くの企業が抱える問題は、「使いこなせないシステム」を導入してしまうことです。こんな経験ありませんか?
- 高額なツールを導入したのに、誰も使いこなせていない
- 現場の意見を無視して、新しいシステムを次々に導入する
- いろんなツールが増えたせいで、かえって効率が下がる
これは、「ツールが目的になってしまった」から起こるんです。つまり、現場で実際にどう使われるかを無視してしまうと、せっかくの投資が無駄になってしまいます。
うまくいく秘訣:まずは「話を聞く」ことから
これは、実際に私が起業前にある製造業の社長が抱えていた課題を一緒に解決したときのことです。
その会社では、生産性を上げるために高価な在庫管理システムを導入しようとしていました。私はまず1か月、現場の意見を聞く時間を設けることを提案しました。
具体的な取り組みは次の3つです:
- 毎日の立ち話タイム(15分):社員同士が気軽に情報交換できる場を設けました。
- 部署ごとのヒアリング会:課題の棚卸しを行い、どこが本当のボトルネックかを洗い出します。
- 昼食会の実施:社員同士がフランクに交流し、意見を出しやすい環境を整えました。
コストを抑えた成功例
これらの取り組みを経て分かったのは、社長が悩んでいた問題は大掛かりなシステムではなく、部署間の情報共有の不足が原因だったことです。結果として、グループウェアを導入するだけで問題が解決し、システム導入にかかるコストを大幅に削減できました。
経営者が意識すべき3つのアクション
一人でビジネスを運営していると、全部自分でやる必要があり、時間とエネルギーの配分が非常に重要です。そこで、こんな取り組みを試してみませんか?
- 現場の声を毎日30分だけ聞く時間を設ける
- 定期的に現場からフィードバックをもらう場を設ける(たとえば、1週間に1度の簡単なミーティング)
- 「やることを一つに絞る」:焦らず優先順位をつけて進めていきましょう
おわりに:小さな一歩がデジタル化の成功につながる
デジタル化はシステムやツールの導入だけで解決できるものではありません。「現場との対話こそが最大の武器」であり、そこから始まる改善が、最終的にデジタルの恩恵を最大化します。
ひとりで経営しているお店では、お客様の声を聞くことがとてもだ大切ですね。
焦らず、まずは対話から始める小さな一歩を踏み出しましょう。あなたのビジネスを成功に導くために、私も全力でサポートします!
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